本学図書館で所蔵している万葉集より、新元号「令和」の出典部分を掲出いたします。
万葉集第五 梅花歌卅二首并序
「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」
この万葉集は、冷泉本系(非仙覚本) で、定家相伝本を源實朝の需めに応じて建保元年十一月に贈り届けたあとの書写・調製本です。
なお、新元号「令和」の元になった万葉集は、関西大学図書館蔵書検索システムKOALAから閲覧できます。本学図書館がデジタル化している万葉集は、以下のURLからご確認ください。
URL:https://www.lib.kansai-u.ac.jp/webopac/ufirdi.do?ufi_target=ctlsrh&gcattp=dm&srhclm1=words&valclm1=%e4%b8%87%e8%91%89%e9%9b%86&sortkey=syear,sauth/DESC&listcnt=10