「本問答」は、「新入生に贈る100冊」から選定した1冊を、深く掘り下げていく企画です。
2回目となる今回は、サッカー日本代表選手を「食」で支える専属シェフ 西芳照氏がワールドカップでの秘策や感動の舞台裏を記した『サムライブルーの料理人―サッカー日本代表専属シェフの戦い』を取り上げ、本書の編集者 杉本貴美代さん(白水社)をお招きし、堺キャンパスにて実施しました。
西氏が、サッカー日本代表の「お母さん」的存在として、時には「24番目の選手」として、サッカー日本代表を食事以外の面で支えていること、本書が刊行される直前に東日本大震災が発生して以降、故郷である福島の復興に「食」を通じ尽力されていることが、編集時のエピソードも交え、披露されました。
また、杉本さんは、この日のため、福島まで足を運び取材されており、現在のサッカー日本代表の裏話や一流選手と身近に接している西氏ならではのアスリート感など、ここでしか聞けないエピソードも多く、参加者にとって貴重な機会となりました。
なお、堺キャンパス図書館では、12月24日(火)まで、本書のサイン本を展示しておりますので、是非、足をお運びください。