サッカー漫画『キャプテン翼』は1981年に『週刊少年ジャンプ』で連載が始まり、アニメ版も日本だけでなく世界中で放映され、大人気となりました。イニエスタなど世界的な有名選手が本作のファンを公言しています。アラブ諸国では『キャプテン・マージド』として放映され、放送時間には街角で遊んでいた子供たちがテレビを見るため一斉に姿を消したといいます。
ウバーダさんは日本の大学で学び、少年の頃憧れた『キャプテン・マージド』の原作漫画を初めてアラビア語に訳しました。日本の漫画をアラビア語に翻訳するとは、いったいどんなことなのでしょう?アラブ諸国でも日本のアニメはたくさん放映されていますが、それらはアラブの世界観や習慣に合うよう手直しされているそうです。今回ウバーダさんには、翻訳の難しさや楽しさ、日本での経験で感じるカルチャーギャップ、母国シリアへの思いや将来の夢についても語っていただきます。
また、この本講演会の連動企画として、「サッカー」「アラビア語」「アラビア文化圏」「翻訳」「多文化共生」「クールジャパン」「グローバル人材」といった様々な切り口から図書の展示も実施します。
「キャプテン・マージド」(キャプテン翼のアラビア語版です)も現物がありますので、この機会に是非、手に取ってご覧ください。
講演会:2018年12月5日(水)14:40~16:20
関西大学総合図書館1階ワークショップエリア
展 示:2018年11月12日(月)~12月22日(土)
関西大学総合図書館1階ラーニングエリア(ラーニング・コモンズ内)
【申込方法】
インフォメーションシステム内からお申し込みください。
「大学サービス」→「申請・アンケート」→「募集」→「ぼくが『キャプテン翼』をアラビア語に訳しました。」
【添付ファイル】
キャプテン翼展示ポスター.pdf