10月23日(水)総合図書館ワークショップ・エリアにおいて、『ヴェネツィアの出版人』の編集者である作品社 青木誠也氏にお越しいただき、現在の出版業界全体を見渡しながら、本という媒体、出版という仕事の魅力についてお話しいただきました。
昨年の出版業界の市場が1兆2,920億円であり、有名企業1社の規模にも満たないこと、それぞれの分野に包括されているノンフィクション作品をフェアとしてまとめた経緯など、ご自身が手掛けられた作品の裏話などを交えた編集者ならではのエピソードの数々に、参加者は熱心に聞き入っていました。
図書館では10月1日より11月30日まで2階の開架カウンター前で、「これが世界のノンフィクション」の展示を開催しています。『ヴェネツィアの出版人』を含め、文化、社会、政治経済、歴史などのジャンルから「読み物」として抜群におもしろい世界各国のノンフィクションを集めていますので、ぜひご覧ください。
【添付ファイル】
「これが世界のノンフィクション」チラシ.pdf