一昨日、新しい元号が5月1日より「令和」となることが発表されました。
「令和」の典拠は、万葉集第五 梅花歌卅二首并序 「初春の令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す」となります。
この度、関西大学図書館では、廣瀨文庫で所蔵している万葉集を公開します。
この万葉集は、冷泉本系(非仙覚本) で、建保元年11月、藤原定家が鎌倉幕府三代将軍の源実朝に贈った、相伝秘蔵の万葉集を後年写したものであろうといわれています。
是非、この機会にご覧ください。
日時:2019年4月4日(木)~4月24日(水)
場所:関西大学総合図書館 展示室(南側エントランス横)
※一般の方も見学できます。(総合図書館には入館できません)
また、総合図書館では、5月上旬より「平成-11,070日-」と題した本の企画展示を行います。関連して、新元号にまつわる写本や刊本の展示も改めて行います。