図書館で受け入れる図書を決めるのには、どのような基準があるのですか?

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図書館で受け入れる図書は、大きく分けて2種類あります。

一つは学習用図書です。学部生のみなさんの、講義の予習・復習や自分自身の興味あるテーマの研究、レポート作成、資格取得などのために役立つような資料や、学部の講義カリキュラムに関わりのある資料です。

したがって、そのような内容の図書かどうかを検討した上で購入するかどうかを決めることになります。また、著名な文学作品や古典的名著、旅行案内なども、本来の目的の資料の収集に差し支えのない限り収集しています。学部生のみなさんが希望された図書は、原則として学習用図書となり、総合図書館であれば、開架閲覧室に置かれます。

もう一つは、研究用図書です。教員や院生などの研究に使うための資料や、学部生の卒業研究に役立つような資料です。

つまり、研究者の研究関心に沿った資料や、研究のために必要な参考資料、各学問分野の主要な研究業績などを収集します。教員や院生が希望した資料は、主に研究用図書となり、総合図書館であれば、書庫または1階のレファレンス室の書架に置かれます。

ただし、図書館が資料を購入する費用には限度がありますので、上記の基準にあてはまっても、購入できないこともあります。