図書館Q&A-その他
図書館の使い方がよくわかりません。どうしたらいいのでしょうか?
時間に余裕があるのなら、図書館で実施されているガイダンスを受けてみてください。
ガイダンスのテーマごとに系統立てて利用の仕方を説明します。
もし、すぐに知りたいことがあるのなら、近くのカウンターで尋ねてください。
図書館の基本的な利用方法を記載した「図書館利用案内」を館内においています。
自由に持ち帰ることができますので、必要に応じて参照してください。
図書館ガイダンス案内
パソコンやワープロを図書館に持ち込んで使うことはできますか?
はい、使うことができます。ただし、使える場所が制限されています。
これは、パソコンなどのキーをたたく音が、ほかの利用者の迷惑になるなどの理由からです。
利用可能な場所については、各カウンターでお尋ねください。また、機器の管理は自分自身で行い、移動の際はパソコンなどをおいたままにしないようにしてください。
返却期限が迫っている本をもう少し利用したいのですが、可能ですか?
はい、可能です。「更新」といいます。更新するためには次の条件を満たしている必要があります。
- 返却期限以前であること
- 他の利用者が予約をしていないこと
- 他に延滞中の本がないこと
希望する資料と図書館利用券(学生証等)をもって、貸出手続きをしたカウンターで、「更新したい」ということを申し出てください。オンラインサービスを使って更新することもできます。更新は1回限りです。
ただし、試験期間中は更新できません。また、講義でレポート作成の参考資料に指定されるなど、利用者が集中すると予想される特定の資料については、更新できない場合があります。また、更新の際の返却期限日は更新を実施した日から起算して設定されます。
学外者と一緒に図書館に入ることはできますか?
利用資格のない方が図書館を利用できるのは、相互利用による事前の申込があり、関西大学図書館の所蔵資料を利用する場合だけです。図書館内を見学されたい方は、教育後援会や校友会の総会、オープンキャンパスなど、大学の行事にあわせて、見学できる機会がありますので、そのときをご利用ください。
受験生の方や学生の保護者の方などで、これ以外の時期に見学を希望する方は、別途問い合わせてください。
図書館利用券(学生証)を忘れたのですが、図書館を利用できますか?
本を紛失してしまいました。どうしたらいいのでしょうか?
気づいたらすぐに、貸出手続きをしたカウンターに申し出てください。
紛失したと思っていても、誰かが見つけて図書館に届けてくれている場合もあります。
また、届出をしないと返却期限を過ぎてしまい、次に借りたい本があっても借りることができません。
なぜ、友達が返却した本をその場で貸出してもらえないのですか?
友達が持ってきた本を返却して、すぐその場で貸出することを認めると、いま借りている人の友達以外は、その資料を利用する機会がなくなってしまいます。
それで、いったん書架に並んで、すべての人が手にとることができる状態になるまで、待ってもらうことにしています。
なぜ、又貸し(自分の借りている本をだれかに貸して使わせてあげること)をしてはいけないのですか?
なぜ、図書館は飲食禁止なのですか?
図書館の資料は、現在および未来の利用者にとっての共有財産です。もし、飲食していて、それがこぼれて資料を汚したりすると、他の利用者にとって大変迷惑になります。もし、コーヒーやソースのしみが付いたり、濡れた紙を乾かしたためにページが波打ったりしている本を読まなければならないとしたらどんな気持ちになるでしょうか。
図書館は、じっくり本を読んだり、自分の研究のために調べものをしたりすることが本来の使用目的です。このような目的と大きく離れた利用の仕方をされると、本来の目的で使用している人の迷惑になります。
このようなことから、図書館でのペットボトルや水筒に入れた飲料水以外の飲食を原則的に禁止しています。
総合図書館にある4つのカウンターは、どのように違うのですか?
1階にメインカウンターとレファレンスカウンターおよびコモンズ・カウンター、2階に開架カウンターがあります。
リンク先の内容をご覧ください。
図書館で受け入れる図書を決めるのには、どのような基準があるのですか?
図書館で受け入れる図書は、大きく分けて2種類あります。
一つは学習用図書です。学部生のみなさんの、講義の予習・復習や自分自身の興味あるテーマの研究、レポート作成、資格取得などのために役立つような資料や、学部の講義カリキュラムに関わりのある資料です。
したがって、そのような内容の図書かどうかを検討した上で購入するかどうかを決めることになります。また、著名な文学作品や古典的名著、旅行案内なども、本来の目的の資料の収集に差し支えのない限り収集しています。学部生のみなさんが希望された図書は、原則として学習用図書となり、総合図書館であれば、開架閲覧室に置かれます。
もう一つは、研究用図書です。教員や院生などの研究に使うための資料や、学部生の卒業研究に役立つような資料です。
つまり、研究者の研究関心に沿った資料や、研究のために必要な参考資料、各学問分野の主要な研究業績などを収集します。教員や院生が希望した資料は、主に研究用図書となり、総合図書館であれば、書庫または1階のレファレンス室の書架に置かれます。
本の背に貼ってあるラベルにはどういう意味があるのですか?
ラベルに書いてある記号や数字を総称して、請求記号といいます。これは、本を並べる位置と、その本が何の分野に関するものかを示すものです。
KOALAで検索して、目的の本が見つかったとき、この請求記号と資料IDを必ずメモしておいてください。請求記号の詳細については、例えば開架閲覧室の資料であれば、K(普通の図書など)またはKR(辞書・辞典などの参考図書)の記号が最初についています。このような記号はロケーション記号と呼ばれ、大まかな置き場所を示します。
請求記号順に配列するときは、まず、ロケーション記号ごとに分けます。
開架閲覧室の場合は、Kを人文社会科学系と自然科学工学系とに分けてそれぞれのフロアに置き、KRを中央部分に置いています。それぞれのフロアごとに、ラベルのロケーション記号の下の段に書いてある分類番号の数字の順番に、自然系は南側から北側、人文社会系は北側から南側に向かって、並べてあります。
同じ分類番号の本は、その次の段に書いてある著者記号(開架閲覧室の資料であれば著者名の最初の1文字)ごとに分けてあります。さらに全集などのように、巻がついているものなどは、その巻の番号をラベルの最下段に書いてあります。
このように請求記号の順番に並べておくことで、請求記号が分かると、その本を素早く探し出すことができるようにしているのです。本を書架から取りだしたときは、必ず元のところに戻すようにしてください。
本の表紙に貼ってあるラベルの数字には、どういう意味があるのですか?
これは、資料IDです。すべての図書に異なる番号が付けられており、1冊ごとの図書を管理するための番号です。たとえば、求める図書が書架に見つからないときは、この資料IDが分かっていると、貸出中かどうかを調べることができます。もし、貸出中の時には予約することができます。