図書館では、関西大学教育後援会のサポートを受け、2019年4月1日より1年間、「新入生に贈る100冊[電子版]」を提供します。新入生はもとより、関大生であれば誰でも利用OK!お手元のパソコンやスマートフォン、タブレットで本の世界に気軽にアクセスして下さい。
2020/1/29 創元社のサイトにてオビプロの取組が紹介されました!
2019/12/25 第3回「本問答」を実施しました!
2019/12/12 関大生による本の帯プロジェクト「オビプロ」【COMMENT】(講評会)を実施しました!
2019/11/27 【「本問答」 in 堺キャンパス】を実施しました。
2019/11/7 関大生による本の帯プロジェクト「オビプロ」 【LECTURE】を実施しました!
2019/10/25 第2回 本問答『サムライブルーの料理人-サッカー日本代表専属シェフの戦い』堺キャンパスで開催決定!
2019/10/23 関大生による本の帯プロジェクト「オビプロ」 著者 ブローレンヂ智世さんよりメッセージをいただきました!
2019/10/11 【緊急決定】あなたが手掛けた本の帯が全国の書店に!「オビプロ」の実施について
2019/9/23 LibrariE(電子ブック)の一時停止について
2019/7/1 第1回「本問答」を実施しました!
2019/6/24 書評のススメ!ミューズ大学図書館での展示について
2019/6/18 KinoDenの電子ブックがより使いやすくなりました!
2019/6/18 【レジュメ先行公開】編集者とつながる交流会「本問答」第1回は『われらの子ども』
2019/6/4 映画上映会の実施について
2019/6/3 1冊の本に向き合い編集者とつながる交流の場「本問答」の実施について
2019/6/3 『書評のススメ!』高槻キャンパス図書館での展示について
2019/5/27 【予告】新入生に贈る100冊 関連企画『関大ならではの読書体験「本問答」』を実施します!
2019/5/13 書評のススメ!堺キャンパスでの展示について
2019/4/1 本のプロフェッショナルが選ぶ『オーダーメイド選書』
2019/4/1 書評のススメ! 全キャンパス巡回展示について
関西大学と大手書店の丸善雄松堂、紀伊國屋書店が協働し、関大生が今後の人生を大切に生きていくため、是非、読んでほしい「お薦めの100冊」を選び、冊子にして、入学式で配付しています。新入生に贈る100冊[電子版]は、その大半を電子ブックで提供する試みです。[電子版]ならではのスペシャルコンテンツの提供や関連企画も実施します。なお、電子ブックでの提供がない本については、各キャンパス図書館で読むことが可能です。「新入生に贈る100冊」の冊子はこちら
著者:デカルト
出版社:岩波書店
『すごいタイトルの割に、わずか165頁で超有名哲学者の考えをゲットできる優れもの。』有名なデカルトの方法の詳しい規定はこの本にもとめなければならない。同時にここには彼の数学,自然学,形而上学の萌芽が生き生きと示されている。未完結の遺稿ではあるが,早くから写本でひろく読まれていたこの論文は,われわれに明確に考えるとはどういうことであるかを教えてくれる。
【関西大学限定の電子ブック】
著者:中根 千枝
出版社:講談社
『学生時代に読んでおけば良かった、と新社会人が悔やむ1冊。人間関係のツボ教えます。』日本社会の人間関係は、個人主義・契約精神の根づいた欧米とは、大きな相違をみせている。「場」を強調し「ウチ」「ソト」を強く意識する日本的社会構造にはどのような条件が考えられるか。「単一社会の理論」によりその本質をとらえロングセラーを続ける。
著者:石川 達三
『社会小説の名手が、戦争前後の言論弾圧を、出版社社長・葦沢悠平一家を通じて描く。』「君のような雑誌社は片っぱしからぶっ潰すぞ」―。日米開戦前夜から戦後の日本国憲法施行に至るまでを時代背景に、出版社・新評論社社長の葦沢悠平とその家族の苦難を中心に描いた社会小説の名作。上巻では、四一年九月第三次近衛内閣崩壊直前から横浜事件を核に、一連の言論弾圧とそれに振り回される人々の受難を活写する。
著者:清水 義範
『よせばいいのに老文学者がドン・キホーテを超えようと書き始めたパロデイ。首尾は?』作家の「私」はパロディ文学の傑作たる『ドン・キホーテ』に憧れを抱き、いつかそのパロディに挑戦したいと夢見ていた。やがて書き始めた小説は、老文学者がセルバンテスになりきって『ドン・キホーテ』の第三部を書くというストーリー。連載は順調に進むかに見えたが…。幾重にも仕組まれた構造に文学観を埋め込む長編小説。
著者:鈴木 孝夫
『六色の虹、黄色い太陽、恥部としての足など、興味深い例でユニークに分析した言語論。』辞書を頼りに小説や文献を読んでいるだけでは、他国や他民族の理解は難しいのではないか。六色の虹、黄色い太陽、恥部としての足など、興味深い例をあげながら、国による文化の違いを語るとともに、漢字の知られざる働きに光を当てて日本語の長所をも浮き彫りにする。真の国際理解を進める上で必読の、ことばについてのユニークな考察。
著者:盛口 満
出版社:筑摩書房
『ボルネオの世界最大のドングリにまつわるあらゆる疑問に楽しいイラスト付きで答えます。』「ボルネオで世界最大のドングリを拾う」長年の夢を叶え学校に戻った僕を、同僚や生徒からのたくさんの質問が待っていた。ドングリって何?「ドングリの木」があるの?果実なの、種子なの?ドングリについている帽子みたいなやつって何?なぜドングリからは虫が出てくるんだろう?生物教師が拾いながら、食べながら考えた「ドングリの謎」。楽しいイラスト多数。
著者:武村 政春
『日本初の巨大ウイルス=トーキョーウイルスの発見者が語る、生物進化のからくり。』数十億年前、いま最も注目を集めるあるウイルスの祖先が誕生した。ヒトや細菌とは遺伝的系統を異にする彼らが、私たちの“共通祖先”に感染し、生物の発展・繁栄に不可欠なDNAや細胞核をもたらした!?そして、その子孫たる「巨大ウイルス」が明らかにする、生命と進化の知られざるからくりとは?日本初の巨大ウイルス=トーキョーウイルスの発見者が語る、生物進化のアナザーヒストリー。
著者:溝井 裕一
出版社:勉誠出版
『サントリー学芸賞を受賞した関西大学文学部教授の好著。古今東西の水族館文化をつづる。』ひとが「魚を見ること」にはどんな意味が秘められているのか?古代の養魚池文化にはじまり、黎明期の水族館のユニークな展示、植民地支配とのかかわり、SF小説や映画の影響、第二次世界大戦中の苦難、展示のストーリー化、さらにはヴァーチャル・リアリティ技術とのハイブリッド化が進む最新の水族館事情など、古今東西の水族館文化を図版とともに概観、ガラスの向こう側にひろがる水の世界へいざなう。
『ジャッカルの日』フレデリック・フォーサイス著 角川文庫
『黒い雨』井伏 鱒二著 新潮社
『砂の女』安部 公房著 新潮社
『落日燃ゆ』城山 三郎著 新潮社
『沈黙』遠藤 周作著 新潮社
『ビタミンF』重松 清著 新潮社
『イスラームとは何か-その宗教・社会・文化』小杉 泰著 講談社
『華岡青洲の妻』有吉 佐和子著 新潮社
『水底の歌〈上〉〈下〉―柿本人麿論』梅原 猛著 新潮社
『事実の読み方』柳田 邦男著 新潮社
『ソロモンの指環-動物行動学入門』コンラート・ローレンツ著 早川書房
『茶の世界史 改版』角山 栄著 中央公論社
あなたが自らの人生を大切に生きていくために、今年も100冊の本を選びました。昨年と違って、関西大学教育後援会のご支援で、100冊の大半を電子ブックで提供します。後援会の会員である皆さんのお父さん、お母さんや保護者の皆さんからのプレゼントを、ネットを使って「いつでもどこでも読める」わけです。日本の大学では本学だけの試みです。どうかあなたの人生に役立ちますように。
2019年4月1日 関西大学学長 芝井敬司
著者:西郷 欣哉
出版社:インプレスR&D/インプレスビジネスメディア
『大震災で自衛官として138日間活動した私、民間企業の社員、ボランティア達の記録。』自衛隊員の見た東日本大震災。
著者:西條 美紀
出版社:くろしお出版
『ハラスメントなどの社会的課題解決のための協働作業とコミュニケーションの設計とは?』問題解決に向けて協働することが可能になるコミュニケーションを、どう設計したらよいのか? 原子力発電や裁判員制度の運用、ハラスメントなどの問題を取り上げ、コミュニケーションデザインという観点から考察する。
著者:竹田 茂生、藤木 清
『レポート作成に必要な社会調査やマーケティングリサーチなどの解説書。』論文やビジネスレポートに欠かせない科学的方法「リサーチ」の基礎を、社会調査とマーケティングリサーチの両方の視点を取り入れてわかりやすく解説する。各章末と巻末にワークシートあり。
著者:小出 剛
出版社:ベレ出版
『親から受け継いだ私の性格は直せるのか。個性と遺伝の悩ましい関係について解き明かす。』自分の性格をなおしたいと思ったことはありませんか。この性格は親から受け継いだので仕方がないと思っている人もいるかもしれません。世の中にはさまざまな個性をもった人たちがいますが、個性を生み出すのは遺伝子の仕業なのでしょうか。双子や精神病患者の研究、マウスを用いた研究など、「生まれか育ちか(遺伝か環境か)」を調べてきた歴史を振り返り、最先端の話題をまじえながら、個性と遺伝の関係について考えていきます。
著者:山岡 光治
『スマホのアクセスアプリでお世話になる地図。その作り方など、すべてがわかる地図百科。』地図は身近で便利なものとなりましたが、その地図がどのようにして作られているかを知る人は少ないかもしれません。実はあらゆる地図の基となる地形図は、気の遠くなるような測量の積み重ねと編集作業を経て作られているのです。本書は国土地理院で地図作成に携わった著者が、地図の作られ方を中心に、その成り立ちや読み方、現代のデジタル地図まで、地図に関する事柄をまるごと解説した、まさに「地図の教科書」です!
著者:チョン・スチャン
出版社:みすず書房
『オリンピックの選手村予定地で出土した大量の人骨。狂い始める脱北者3人の運命は?』オリンピックの選手村建設予定地で、朝鮮戦争にさかのぼる大量の人骨が出土した…。経済至上主義のなかで、脱北者たちのささやかな倫理感が崩れ落ちていく。北朝鮮出身の両親をもつ作家が韓国社会を凝視し、衝撃を放った小説。
著者:窪薗 晴夫
出版社:開拓社
『ハリポタからミッキーマウスまでネーミングなどを通じて日本語と英語のリズムなどを解説。』本書は人名(キャラクター名、芸名、愛称)や会社名などのネーミングに言語構造・規則がどのように関わっているかを考察した本である。ハリー・ポッターやドラゴンボールといった人気の小説・漫画や、日常的な言い間違い、赤ちゃん言葉などから具体的な例を引いて、日英語のリズムや音節構造を解説した。身近なデータから、言語の構造・法則、「ことば」の文化を一緒に探索していただけたら幸いである。
著者:ハドリー・キャントリル
出版社:金剛出版
『80年前、全米百万人以上を震え上がらせたラジオドラマの教訓は?恐怖の心理学。』1938年ハロウィーンの晩,名優O・ウェルズの語りによるラジオドラマは,全米百万人以上の人々を恐怖とパニックに陥れた。現代にも起こりうる,パニック状況における伝染性のある恐怖の人間心理を詳細に分析。
著者:平木 典子
出版社:金子書房
『他人以上に自分のコントロールは至難。なんとかならんか、と悩むあなた向けの好著。』自分らしくいきるためには、周囲の人たちとはもちろん、自分ともうまくつき合っていくことが大切。自己表現(アサーション)を手がかりに、よりよい生き方を学ぶ。
著者:野沢 聡子
出版社:慶應義塾大学出版会
『ゼミやバイト先、サークルでのなんでもない対立に悩む学生はこっそりこれを読みます。』「協調=コラボレーション」で問題解決!大学生活で生じるさまざまな対立・衝突を、お互いが満足するかたちで解決するにはどうすればよいのか。そのための「協調的交渉」の理論と実践を、サークル、アルバイトなどの身近な事例を題材にわかりやすく解説。
著者:成清 弘和
『理系だけでなく論理的に考えて文章を考えるポイントを豊富な事例で解き明かします。』これまでの文章術に欠けていたもの。それは文章を書きはじめる前に必要な、「論理的に考える」作業です。この作業は文章を「読み取る」力とも密接にかかわっています。本書では豊富な事例を用いて文章を完成させるまでの作業をマルゴト解説します。注意すべきポイント、作業の具体的な手順を覚えて、実践的な「文章の書き方」を身につけてください。
著者:渡辺 康麿
『暮らしの断面を書いていけば自分の心が見えてくるという実例を読むと、その気になります。』ほんとうの自分を知ることで、さまざまな問題や心の葛藤を解決します。セルフ・カウンセリングは「書く」ことによって、自分の内面を探求していく自己発見法です。その手順はいたって簡単。書き方のルールにしたがって、生活の一場面を書いていくだけ。その記述を「読む」ことで、自分の心が見えてきます。誰にでも簡単にその原理と技法が理解できるよう、豊富な実例を交えて、わかりやすく解説します。
著者:大久保 恒夫
出版社:商業界
『ユニクロ、無印良品などの経営に参画した著者の成功の秘訣をちらりとのぞきます。』ユニクロ、無印良品、ドラッグイレブン、成城石井。経営者として、コンサルタントとして活躍してきた著者が、小売業の経営改革に成功し続ける理由、そして今まで考えてきたこと、実行してきたことを語る。
著者:世界思想社編集部
出版社:世界思想社教学社
『論文をどう書くか、パソコンを使いこなせない、と悩むあなたにイラストつきで説明します。』ノートのとり方、レポートの書き方、資料の探し方、ゼミ発表の仕方、パソコンの使い方…。大学での学びに必要なスタディ・スキルを、イラストで具体例を示してわかりやすく解説。徹底的な学生目線で人気を博した初年次教育テキスト、待望の4訂版。
著者:石黒 浩
『ロボットの世界的権威が日常の生活から仕事まで、新世界を目指し縦横無人に話します。』ロボットやAIで私たちの生活はどう変わるか?衣食住から恋愛・仕事・創造の方法まで、ロボット研究の第一人者・石黒浩が、自身の経験や日々の過ごし方を交え、「新しい世界を拓く楽しさ」と人生を率直に語る。世界を変えるツボがここにある!Twitter特設アカウント:@robot_ishiguro
著者:土屋 健
出版社:誠文堂新光社
『全身骨格の化石が見つかった日本恐竜研究史上最高の発見。そのとんでもない発掘記。』日本恐竜研究史上最高と呼ばれる化石発見の全貌を多数の写真と関係者の証言でひも解く。恐竜の進化の謎解明にもつながる恐竜発掘記。
著者:孔子
『専門バカになるな、などわかりやすい文章なので東洋の大古典がすらすら読めます。』「一文超訳」で理解が飛躍的に向上する! まったく新しいアプローチから論語を習得、人生に活かすための現代の完全版。
著者:目黒 輝美
出版社:大学教育出版
『各地の様々な事例から障がいのある人々の生き方を通して働くことの意味を探ります。』「働く」をキーワードに、障がいのある人の多様な生き方やさまざまな自己実現に焦点をあて、働くこと 生きることや障がいのある人を取り巻くさまざまな課題について述べる。
著者:藤崎 童士
出版社:大月書店
『動物管理センターのガス室で続く殺処分。犬猫たちを救おうと奮闘する人たちを描く。』2013年春、動物愛護法改正に伴い、熊本県動物管理センターで働き始めた玲と和美。ガス室での殺処分が漫然と続く職場で、犬猫たちを救おう、せめて環境を改善しようと奮闘するも――。現場のリアルに迫るノンフィクション。【推薦】杉本彩さん(女優/公益財団法人動物環境・福祉協会Eva 理事長)「私にできるか、その苦しみを想像する。胸が張り裂けそうだ。深い愛を持って殺処分の現場に自ら飛び込む人がいる。彼女らの苦悩と犠牲を知ってほしい。」
著者:山本 譲司
『筆者自身の服役経験から福祉と司法のすきまに落ちる人々の実態を描く。』刑務所は、世間から排除され続けた障害者が最後に行きつく「福祉施設」だった!? 自身の服役経験から現実を知り、触法障害者や出所者の支援に奔走する著者が、福祉と司法のすきまに落ちる人々の実態を鋭く、優しく説き起こす。
著者:志田 陽子
『表現の自由とは何か。ヘイトスピーチや公文書改ざんなどで揺らぐ民主主義のあり方。』SNSの普及により誰もが表現者になれる昨今、ヘイトスピーチなど新たな紛争が増える一方、秘密保護法や共謀罪、公文書改ざんで民主主義の危機は深まるばかり。錯綜する問題状況を整理し未来に開かれた表現の自由論を展開する!
著者:福田 康夫
出版社:朝倉書店
『続発する国際紛争やテロを防止し解決する方法はあるのか。各国の元首脳らの叡智は?』続発する国際紛争やテロ。これらを武力で解決しても,相互理解と寛容の精神がなければ争いは繰り返されるだろう。各国の元首脳と宗教指導者によるOBサミットの討論と提言。〔内容〕倫理的意思決定,寛容と理解,宗教と暴力,将来への道筋。
著者:ハンナ・フライ
出版社:朝日出版社
『もてるコツなどを数学的に説明。恋愛と数学が同時に楽しめてわかる世界唯一の本。』恋愛を数学で解き明かす! 恋人の見つけ方から、オンラインデートの戦略、結婚の決めどき、離婚を避ける技術まで、人類史上もっともミステリアスな対象=LOVEに、統計学やゲーム理論といった数理モデルを武器にして挑む。
著者:ケリー・マクゴニガル
『スタンフォード大学講師が、英語力向上につながる意識の持ち方や手法をわかりやすく解説。』スタンフォード大学講師が、英語力向上につながる意識の持ち方と、目標を達成して「なりたい自分」になるための戦略を英日対訳で紹介。講師自身による朗読CD付き。『CNN english express』連載を再編集。
著者:ナディア・ムラド
出版社:東洋館出版社
『ノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラドが戦争の実態を語る。』2018年ノーベル平和賞を受賞したナディア・ムラド、自伝刊行。21歳でイスラム国に家族を虐殺され、自身も性奴隷として壮絶な苦しみを受けた著者が「戦時下での武器としての性暴力」の実態を告発する!「この世界で私のような体験をする女性は、わたしが最後(ラストガール)であってほしい」戦争犯罪の被害者として、筆舌に尽くしがたい自らの体験を、圧倒的な臨場感で語る。
著者:ジョン・ペリー
出版社:東洋経済新報社
『珍しく「先延ばしはいいことなんだ」と実感できる本。エライ先生が役立つ発想などを紹介。』何かを先延ばしする代わりにほかの多くのことを成し遂げているなら、その先延ばしには意義がある-。先延ばしグセに思い悩む人々のために、“先延ばしや”に役立ちそうな発想や逸話、提案を紹介する。
著者:野村総合研究所
『老朽化した道路や上下水道をどうするのか。気の遠くなるような課題に挑戦する再設計論。』道路や上下水道といった社会インフラの大量老朽化の問題を提起し、社会インフラが果たしてきた役割とそれを取り巻く環境の変化、再設計に関わる多局面からの取り組み、国・自治体・民間企業に対する提案などをまとめる。
著者:根井 雅弘
出版社:日本経済評論社
『経済学の古典から最新の理論まで、歴史や音楽などをからめたエッセイ集。』経済学の古典・名著を著者のエピソードとともに紹介するブックガイドに加え、経済についての時評、歴史・音楽を含めた話題の本の書評からなる最新エッセイ集。
著者:西川 正雄
『フランス革命から20世紀のホロコーストなど、歴史の読み方やその面白さを紹介。』借り物ではなく自前の歴史学を生涯の座右の銘に、フランス革命、国民国家、帝国主義の時代、現代史の読み方、歴史教科書問題など、さまざまなテーマをめぐり、歴史学の醍醐味を明快に語る。
著者:ガブリエル=シュザンヌ・ド・ヴィルヌーヴ
出版社:白水社
『ディズニー映画で有名なおとぎ話。商人と美しい娘と野獣が織り成す愛憎劇。さし絵付き。』ディズニー映画で有名なおとぎ話は、本当はこんな物語だった!フェアリーテイルの名作をはじめて日本語に訳した完全版。さし絵付き。
著者:アラン
『「不幸だけでなく、幸福も自分がつくるもの」。パリの名門校などで教えた著名な哲学者の明快な教え。』抽象思考を重ねるのでなく、日常的な場面の中から幸福への合理的な道筋を見つけだす。デカルトやスピノザの情念論・感情論をふまえて「幸福とは何か」を追究したアラン畢生の名著。
著者:グリム
『赤ずきん、白雪姫など世界最多の言語に翻訳されたドイツの昔話集。装丁もシンプルでお洒落です。』初版グリム童話がもつ、素朴で荒削りな文体、残酷で恐ろしいお話の数々をお楽しみください。
著者:小原 克博
出版社:平凡社
『唯一神を信じるキリスト教、イスラム教などについて日本人向けの最新の解説書。世界は広い。』唯一神を信じるキリスト教・ユダヤ教・イスラームが世界の政治・社会・経済に与える影響はきわめて重大かつ重要である。一神教に馴染み薄い日本の読者に向けた、最新・最良の解説書。
著者:稲田 和浩
『落語を素材に恋のさや当てから同僚との喧嘩まで、生きるコツがわかります。大人ってすごいぜ。』落語や講談の脚本を手がけ、伝統芸能の噺の面白さを知り尽くした著者が、本書では舞台を江戸時代から現代に移してショートショートを書き下ろす。そこから浮かびあがるのは、江戸時代と変わらぬ現代人の悩みであり、人間の可笑しみだ。友情やご近所付き合い、男女の交際から会社の人間関係、喧嘩・謝罪術まで──落語のように、悩み・トラブルを楽しみに変えて生きる大人のコツを学べる1冊。各エピソードの末尾には元ネタになった落語・講談の噺を紹介。CD情報付き。
著者:木部 暢子
『様々な分野から知恵を出して、人と人のつながり、地域文化と遺産を災害からどう守るか。』災害により失われた人と人のつながりをどう再構築するか。有形の文化遺産を災害からどう守るか。歴史学・民俗学・言語学・アーカイブズ学などの諸分野が結集し、文化資源保全と地域文化復興の方途を探る。
著者:津金沢 聡広
出版社:吉川弘文館
『鉄道からデパート、宝塚少女歌劇など柔らか頭で時代を先取りした阪急グループ創業者の戦略とは?』阪急・東宝グループの創立者小林一三は、沿線の住宅地開発やターミナル・デパートの創設など、鉄道以外の分野にも進出。最大の功績は宝塚少女歌劇に代表される文化活動にある。時代を先取りした理想と戦略に迫る。
著者:古賀 祐三
『一人の若者がオーロラ生中継プロジェクト「Live!オーロラ」を実現するまでの14年間を描く。』大学生の時に体験したアラスカでのオーロラ大爆発に衝撃を受け、「オーロラをテーマに何かを作りたい」という目標を抱いていた著者が、オーロラ生中継プロジェクト「Live!オーロラ」を実現するまでの14年間を綴る。
著者:明日香 壽川
出版社:中央経済ホールディングス
『脱原発、脱温暖化と経済成長は両立できるのか。様々なデータと議論からやさしく解説。』原子力発電や地球温暖化問題に関するさまざまな議論に対して、はじめから「脱原発」ありきではなく、脱原発と原発推進の両方の議論を客観的なデータをもとに経済学的に丁寧に分析しました。脱原発、脱温暖化と経済成長の同時達成が可能であることを、最新の知見とともに示しています。原発問題に関心をもつ一般市民でも読めるように、やさしく丁寧に解説しました。
著者:井上 荒野
出版社:毎日新聞出版
『定年後の夫婦の穏やかな暮らしが一人の青年の登場で揺らぎ始めた。昨年度の織田作之助賞受賞作。』一人の青年の出現によって、揺らぎ始める定年後夫婦の穏やかな日常─ 。老いゆく者の心理をとらえた著者の新境地。
『炎上する君』西加奈子著 角川書店
読書の時間を持たない方が増えてきたと言われています。特に若い間は様々な経験がその後の人生に役に立ちます。自分の知らない事柄に出会い、新たな発見をしてもらうよう幅広く選書をしました。時間がない中でもたくさん読書ができるように電子ブックを中心に提供しています。関心を持った分野は電子ブックだけでなく紙の本で自ら探究するのも良いと思います。そのきっかけになれば、嬉しいです。
著者:ジュリアン・バジーニ
出版社:紀伊國屋書店
『「ハーバード白熱教室」のように簡単に答えの出ない難問集。脳がばらばらになるほど考えたい貴方へ。』列車の暴走で40人が死にそうなとき、5人だけ死ぬほうにレバーを切り替えられるとしたらどうするか?身体と脳・生命倫理・言語・宗教・芸術・環境・格差…「ハーバード白熱教室」で取り上げられた「トロッコ問題」をはじめ、哲学・倫理学の100の難問。
著者:ベンジャミン・ジェイコブス
『強制収容所に放り込まれた21歳の青年の過酷な運命を、母が持たせた歯科治療の道具箱が救った。』1941年、ポーランドの小さな村のユダヤ人家庭で暮らしていた21歳の青年がナチス・ドイツの強制収容所へ送られる。歯科医の勉強を始めて1年目の彼に、母は歯の治療用具箱を持っていくよう強く勧めた。その箱が、のちのち自分と家族の命を救うことになるとは、そのときは思いもしなかった。
著者:ブルンヒルデ・ポムゼル、トーレー・D.ハンゼン
『ヒトラーの右腕、ヨーゼフ・ゲッベルスの103歳の元秘書は、69年の沈黙を破り何を告白したのか。』ヒトラーの右腕としてナチ体制を牽引したヨーゼフ・ゲッベルスの103歳の元秘書が、69年の沈黙を破り当時を回想する。
著者:マーク・ボイル
『それが出来たら苦労せんよ、と思う君へ。1年間お金を使わずに暮らした英国青年の実験と幸福論。』イギリスで1年間お金を使わずに生活する実験をした29歳の若者がメディアで紹介されるや、世界中から取材が殺到し、大きな反響を呼んだ。貨幣経済を根源から問い直し、真の「幸福」とは、「自由」とは何かを問いかけてくる、現代の『森の生活』。
著者:森 達也
出版社:青土社
『フェイク横行の現代。様々な分野のテーマに裏から斬りこんだドキュメンタリー。』なぜ社会はこれほどまでに感情的になったのか。フェイクが蔓延する時代に、各々は何を考え、どう行動すればいいのか。安保法制、選挙、東日本大震災から佐村河内氏に密着し話題を呼んだ『FAKE』、さらには大相撲からプロレスまで、多様なジャンルの出来事に裏の裏から斬りこみ、集団化がすすむ社会を真正面から活写したドキュメンタリー。
著者:かしま えりこ、神田橋 條治
出版社:創元社
『学校現場の100の事例をスクールカウンセラーと精神科医が分析し、解決の糸口を探った力作。』ますます深刻になりつつある子どもの問題。真に力のあるスクールカウンセラー(SC)の質の高い症例集が長く待ち望まれていた。本書は、さまざまな形で起こってくる学校現場の緊急の問題に、SCかしまが専門性を駆使して対処した100の事例を取り上げ、事例の概要と対処・解説・経過を述べ、精神科医、神田橋が卓越したコメントを付した。症例の数でも、内容の質と専門性の高さでも、他に追随を許さない圧倒的な充実度を誇る。全校必携の一冊。
著者:ロバート・D.パットナム
『子どもたちにはもう平等なチャンスはない、と筆者はアメリカン・ドリームの危機を暴く。日本は?』子どもたちにはもう、平等な成功のチャンスはない!米国の社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)の衰退を論じ、≪朝日新聞 ゼロ年代の50冊2000~2009≫にも選ばれた『孤独なボウリング』の著者が再び世に問う、アメリカン・ドリームの危機。世代・人種・社会階層の異なる市民へのインタビューと、緻密な統計分析を通して、成功の機会格差の固定化を実証し、未来の世代への警鐘を鳴らす全米ベストセラー。
著者:中原 淳
出版社:東京大学出版会
『人生の半分くらいを過ごす仕事場で、学ぶことの差は大きい。君が今から準備しても早すぎはしません。』人生の多くの時間を費やす職場での学びが人間形成に果たす役割は大きい。アンケート調査とヒアリング調査によって得られたデータに実証的アプローチを施すことで、これまで見過ごされ、印象論でしか語られてこなかった職場の学習プロセスに寄与する要因を解明する。
著者:川添 愛
『あなたも主人公の少年と一緒にパズルを解きながら、オートマトンという魔法を手に入れてみませんか?』魔法使いに弟子入りした少年ガレット。彼は魔法使いになるための勉強をしていくなかで、奇妙な「遺跡」や「言語」に出会います。最後の謎を解いたとき、主人公におとずれたのは……。あなたも主人公と一緒にパズルを解きながら、オートマトンと形式言語という魔法を手に入れてみませんか? 新井紀子氏・推薦 「すべての誤解は『辞書さえあれば言葉の意味なんてわかる』という思い込みから始まる。その当たり前だが受け入れがたい事実を、本当の意味で教えてくれる本。」
著者:スコット・ギャロウェイ
『グーグルやアップルなど巨大IT4社は世界の覇者か。著名教授が断言する次の10年とそのルール。』世界の覇者GAFA。彼らは世界をどう作り替えたのか。私たちはそこでどう生き残ればいいのか。米国著名教授による衝撃の話題作。Google、Apple、Facebook、Amazon――GAFA。GAFAが創り変えた世界の姿とは。激変を予言した著名教授が断言する、次の10年を支配するルールとは。
著者:楠木 建
『成功の持続を可能にしている企業には必ず「ストーリーとしての戦略」がある。豊富な事例で解説。』大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、流れと動きを持った「ストーリー」として戦略を組み立てている。多くの事例をもとに競争戦略の思考パターンを解き明かす。
著者:スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー
『気鋭の学者が「裏の経済学ブーム」を起こした170万部のベストセラー。犬のウンコから臓器売買など。』アメリカに経済学ブームを巻き起こし、170万部のベストセラーとなった話題の書。若手経済学者のホープが、日常生活から裏社会まで、ユニークな分析で通念をひっくり返します。犯罪と中絶合法化論争のその後や、犬のウンコ、臓器売買、脱税など、もっとヤバい話題を追加した増補改訂版。
著者:西 芳照
『七年間にわたってサッカー日本代表の海外遠征シェフを務めた男の「勝つためのレシピ」。』ジーコ、オシム、岡田、ザッケローニ監督のもと、世界で戦う選手たちを「食」で支えてきた専属シェフが初めて語る、W杯の秘策と感動の舞台裏。W杯の勝利のメニューとレシピ掲載!
著者:今尾 恵介
『地図に描かれた戦争の痕跡は、人々の悲しみもなぞる。古今東西の地図から領土問題を考える力作。』蛇行を繰り返す線路、忽然と現われる円形の区画、広大な空き地。地図に描かれた戦争の痕跡を古今内外の地図をもとにさぐっていく本書は、植民地や領土問題を考える上でも示唆に富む。
著者:野崎 歓
『多くの文学賞を受けた著者が、フランス文学の最高峰の作品について、読みどころや味わい方を語る。』19世紀の極めつきの名作から20世紀の逸品、そして現在まで、小説の読みどころ、味わい方を語る。トゥーサンやジャン・ルノワールの名翻訳家による「フランス小説美味礼讃」。
著者:梶田 隆章
『「自然科学の知識があまりない」君にも直感的に理解できます。ノーベル賞学者の「宇宙の過去と未来」。』宇宙の成り立ちを探るうえできわめて重要な、素粒子・ニュートリノ研究の第一人者による入門書。「自然科学の知識があまりない人にも直感的に理解できる」ように、ニュートリノが教えてくれる宇宙の来し方とこれからが、簡潔にわかる一冊。基礎理論から最新の発見まで詳しく紹介。初の単著!著者は、ニュートリノに質量があることの証明により、2015年10月6日、ノーベル物理学賞!
著者:半藤 一利
『授業形式の語り下ろしで毎日出版文化賞特別賞を受賞したシリーズ。過ちを繰り返さない日本へ。』授業形式の語り下ろしで「わかりやすい通史」として絶賛を博し、毎日出版文化賞特別賞を受賞したシリーズ、待望のライブラリー版。過ちを繰り返さない日本へ、今こそ読み直すべき一冊。
著者:渡辺 京二
『幕末から明治に日本を訪れた異邦人の記録を通じて、日本近代が失ったものを見直す。』昭和を問うなら開国を問え。そのためには開国以前の文明を問え。幕末から明治に日本を訪れた、異邦人による訪日記を読破。日本近代が失ったものの意味を根本から問い直した超大作。
著者:イザベラ・バード
『明治初期の日本を紹介した英国女性の旅行記の名作。こんな旅をしてみたいあなたに。』日本の真の姿を求めて奥地を旅した英国女性の克明な記録。明治初期の日本を紹介した旅行記の名作、いよいよライブラリー版で登場!
著者:中井 久夫
『30年間分裂病の治療と研究に尽してきた精神科医の最終講義。』「分裂病は、私の医師としての生涯を賭けた対象である」30年間を分裂病の治療と研究に尽してきた精神科医が語った最終講義。信頼と責任と知恵をつたえる。
著者:神谷 美恵子
『「生きがいを失った人はどう生きたらよいの?」。人々を慰め力づけた名著。』「いったい私たちの毎日の生活を生きるかいあるように感じさせているものは何であろうか。ひとたび生きがいをうしなったら、どんなふうにしてまた新しい生きがいを見いだすのだろうか」神谷美恵子はつねに苦しむひと、悲しむひとのそばにあろうとした。本書は、ひとが生きていくことへの深いいとおしみと、たゆみない思索に支えられた、まさに生きた思想の結晶である。1966年の初版以来、多くのひとを慰め力づけてきた永遠の名著に執筆当時の日記を付して贈る。
著者:斉藤 道雄
『襟裳岬の近くのユニークな企業のモットーは「安心してさぼれる」。』北海道、浦河―襟裳岬に近い海辺の町に共同住居「べてるの家」がある。病気や生きづらさを抱え呻吟の日々を送っていた人びとがここで出会い、集いはじめて二十年余り。メンバーはみずから会社をつくって、日高昆布の加工販売をはじめとする多彩でユニークな活動を展開している。そのモットーは「安心してさぼれる」会社だ。べてるのいのちは話し合いである。ぶつかりあい、みんなで悩み、苦労を重ねながら「ことば」を取りもどした人びとは、「そのままでいい」という彼らのメッセージを届けに、きょうも町へ出かけている。
著者:荒川 洋治
『あきらめの海でおぼれそうなあなたに知恵と勇気をくれるエッセイ集。』詩集『渡世』で高見順賞を受けた現代詩作家による、待望のエッセイ集。この国が失っているのは心である前に、まずは言葉なのだということ。その場その場で人間らしくあるために、言葉はある。あきらめ多き人生にあって、知恵と勇気をあたえてくれる、文学の実用書。
著者:立岩 真也、杉田 俊介
『障がい者殺しは今の日本で何をさし示すのか。見たくない現実と、それへの抵抗を歴史からも学びたい。』障がい者殺しとそれへの抵抗の歴史を召喚し、いちはやく事件のフレームを示してみせた社会学の第一人者と、若者たちの鬱屈の深層を見つめながら、等身大の言葉で語りかける在野の批評家による緊急提言。
著者:山際 淳司
出版社:KADOKAWA/角川書店
『日本中の野球フアンをしびれさせた名作「江夏の21球」など贅沢な作品集。ホンマにしびれるよ。』1度だけ打ったホームラン、9回裏の封じ込め。駆け引きと疲労の中、ドラマは突然始まり、時間は濃密に急回転する。勝つ者がいれば、負ける者がいる。限界を超えようとするアスリートを活写したスポーツ・ノンフィクション。
著者:ジェームズ・マハフィー
出版社:医学教育出版社
『福島など放射線・原発事故の歴史を政治色なく描こうとつとめた、原子力に関する入門書。』原発事故の歴史的真実! 原子力に未来はあるのか? いま日本人にこそ読んでほしい一冊。福島、チェルノブイリ、スリーマイル島…… 放射線・原発事故の歴史を辿り、そのとき現場で何が起きていたのかを科学者の目で解説する。本書は、原発を宣伝するものでも、反対するものでもない。政治色なく描き出されているからこそ、日本人にとって原子力の必要性と未来性を考える上で、必読の書となるだろう。
著者:長谷部 恭男
出版社:河出書房新社
『暴力やテロ防止に相互理解や寛容の精神はどう役立つのか。著名な法学者から法の根本を学びます。』続発する国際紛争やテロ。これらを武力で解決しても,相互理解と寛容の精神がなければ争いは繰り返されるだろう。各国の元首脳と宗教指導者によるOBサミットの討論と提言。〔内容〕倫理的意思決定,寛容と理解,宗教と暴力,将来への道筋。
著者:渡辺 佑基
『なんでペンギンが物理を教えてくれるの、というあなた。マグロやアザラシだってすごいよ。』ペンギン、アザラシ、アホウドリなど、観察が難しい野生動物の体に記録機器を取り付ける研究手法「バイオロギング」。その最新成果を紹介し、背景にある物理法則から進化的な意義を明らかにする。 毎日出版文化賞自然科学部門 第68回。
著者:ジャレド・ダイアモンド
出版社:草思社
『あなたの遺伝子の98.4%はチンパンジーと同じです。では1.6%の違は何?ひやりとする1冊です。』チンパンジーとヒトは約98.4%の遺伝子が同じ。1.6%の違いが産みだした「人間」とはいったい何か、科学的に検討する。「人間はどこまでチンパンジーか?」に最新情報を取り入れ、より読みやすくコンパクトにした一冊。
著者:絲山 秋子
出版社:文藝春秋
『住宅機器メーカーに勤務の男女の絆を描く表題作ほか全3編。 芥川賞受賞』仕事のことだったら、そいつのために何だってしてやる。そんな同期の太っちゃんが死んだ。約束を果たすべく、私は彼の部屋にしのびこむ-。仕事を通して結ばれた男女の信頼と友情を描く表題作ほか全3編収録。 芥川賞 134(2005下半期)。
著者:吉田 修一
『日比谷公園を舞台に地下鉄で知り会った男と女が織り成す意外なストーリー。 芥川賞受賞。』停車してしまった日比谷線の中で、間違って話しかけた見知らぬ女性。知り合いのふりをしてくれた彼女は同じ駅で降り…。東京のド真ん中「日比谷公園」を舞台に男と女の「今」をリアルに描く。 芥川賞 127(2002上半期)。
著者:小川 洋子
『姉の妊娠をきっかけに微妙に動き始めた現実を描き芥川賞を受賞した作品ともう一作を収録。』姉が妊娠した。妹は、めまいのするような悪意の中へすべりこんで行き…。妊娠をきっかけにゆらぐ現実を描いた表題作に、「ドミトリイ」「夕暮れの給食室と雨のプール」を併録。 芥川賞 104(1990下半期)。
著者:白石 仁章
出版社:KADOKAWA/角川学芸出版
『強制収容所行きだったユダヤ人を救った日本の外交官たちは何と闘ったのか。資料4万冊から分析。』日本が大戦へと向かう中、頭脳で世界と渡り合い、闘った外交官たちがいた。彼らはそのとき一体何を見、何を試み、日本をどんな未来へ導こうとしたのか?外務省に眠る4万冊の資料から、その足跡をあぶり出す。
著者:今井 むつみ
『赤ちゃんはどうして言葉を話せるようになるのか。子どもを対象にした実験から分析する不思議の数々。』単語も文法も知らない赤ちゃんが、なぜ母語を使いこなせるようになるのか。ことばの意味とは何か、思考の道具としてどのように身につけていくのか。子どもを対象にした実験の結果をひもとき、発達心理学・認知科学の視点から考えていく。
著者:斎藤 美奈子
『選挙で誰に投票するのか、は「どっちがホーム、アウェイ?」と似ています。あなたの投票行動の第一歩。』選挙に行って誰に投票すればいいのか、わかりますか?若者の投票率が低い理由、それは、「ひいきのチーム」がないからです。政治参加への第一歩は、どっちがホームで、どっちがアウェイか決めること。この本を読んで、あなたの政治的ポジションを見つけてください。
著者:玉岡 かおる
出版社:PHP研究所
『いわれなき悪名を浴びながらも毅然とした生を貫いた徳川家康の孫娘。』徳川家康の孫娘であり、2代将軍・秀忠の娘、千姫。天下の泰平のため、幼くして豊臣秀頼のもとへ嫁いだ千姫だったが、徳川、豊臣両家の争いを止めることはできなかった。そして大坂城落城。その後も、千姫の波乱に満ちた人生は続いていく。「夫である秀頼を見捨てた」「坂崎出羽守を嫌い、一目惚れした若侍を選んだ」など、いわれなき悪名がついてまわるも、再嫁した本多忠刻の愛に包まれて穏やかな日々が訪れたかに思えたが―。時代に翻弄され、いわれなき悪名を浴びながらも凛として生きた千姫の生涯を描く。
著者:内田 和成
『勘でそこまで仕事するか。ちょっとしたひらめきから奇想天外な展開まで。本物の経営者の思考法。』優れたビジネスマンは勘で仕事する!「なんか、変だぞ」「これは面白い」……。本物の経営者は思いつきやひらめきを大事にしている。生産性と創造性が劇的に上がる思考法を解説。
著者:外山 滋比古
出版社:扶桑社
『もの忘れや怒りは「新しい養生」。94歳の「知の巨人」が、あなたのご父母のために説く「知的な老い方」。』招待を断らない、茶のみ友だちをつくる、もの忘れを怖れない、怒りは新しい養生、横臥第一睡眠第二…。94歳の「知の巨人」が、自身が実践する知的な老い方を紹介する。
著者:橋爪 大三郎、大澤 真幸
『日本を代表する2人の社会学者がキリスト教に関するすべての疑問に答えます。』なぜ神がひとつなのか? 預言者とは何者か? イエスは結局、神か、人か? 日本を代表する2人の社会学者が徹底対論。起源からイエスの謎、近代社会への影響まで、キリスト教に対するすべての疑問に答える入門書。 新書大賞 2012。
著者:平野 啓一郎
『「本当の自分」探しで悩むあなたへ。相手ごとに違う自分の顔がすべて「本当の自分」ですって。安心!』たった一つの「本当の自分」など存在しない。対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて「本当の自分」である。個人よりも一回り小さな単位「分人」を提案し、人間の基本単位を考え直す。
これまで読む本はどのようにして選んできましたか?ベストセラー、薦められて、タイトルに惹かれて、などいろいろあったと思います。今回、紀伊國屋書店が紹介する本は全て電子化されてスマホで読むことができます。気になった本があったら気軽にタップしてください。中には読みやすそうな本も難しそうな本もありますが、あなたを支えてくれる本が見つかるかもしれません。その出会いにつながって欲しい、このような期待をこめて40冊を選んでみました。
Special Contents岩波書店「現代人の教養」200冊
Clickhere
学外ネットワークからアクセスする場合は、「学認」ボタンを選択し、関西大学統合認証システムの「ユーザーID」と「パスワード」を入力してください。
LibrariEにつきましては、LibrariEのプラットフォーム(ヘッダー)に記載されている方法を確認の上、ご利用ください。