2019年10月の記事一覧
SDGs関連講演会「国連資料の基礎知識と持続可能な開発目標(SDGs)」の実施
関西大学図書館では、SDGs啓発企画「KU Library thinks SDGs」の実施に伴い、国際連合広報センター 千葉潔氏をお招きし、以下の講演会を開催いたします。
貴重な機会ですので、是非、ご参加ください。
日 時:2019年11月28日(木) 14:40~16:10
会 場:総合図書館ワークショップエリア
定 員:30名 先着順 定員になり次第締め切ります。
申 込:こちら又はインフォメーションシステム内からお申し込みください。
「大学サービス」→「申請・アンケート」→「募集」→「国連SDGs講演会」
概 要:
普段あまり接することがない国連の文書。でも、いま国内で認知度が増しているSDGsも、世界の国々が国連で決めたことであり、その決議は国連の文書です。また、その進捗状況もさまざまな国連資料からみることができます。講演では、そもそも国連とは何か、SDGsとは何か、世界は今、どんな状況にあるのかなどについて、国連の資料にあたりながら、わかりやすく明快にご案内するとともに、国連とその活動に関連する論文の執筆に役立つよう、国連の主要な検索ツールもご紹介します。
【千葉潔氏からのメッセージ】
本講演では、学生の皆さんに国連資料の基本のキをご紹介します。その場しのぎのネット検索でひっかかってくる断片的な情報だけに頼るのではなく、国連のさまざまな資料を調べるための基礎知識を身に着けていただければと思います。
以 上
講演会「世界のノンフィクションがおもしろい!」を開催しました
10月23日(水)総合図書館ワークショップ・エリアにおいて、『ヴェネツィアの出版人』の編集者である作品社 青木誠也氏にお越しいただき、現在の出版業界全体を見渡しながら、本という媒体、出版という仕事の魅力についてお話しいただきました。
昨年の出版業界の市場が1兆2,920億円であり、有名企業1社の規模にも満たないこと、それぞれの分野に包括されているノンフィクション作品をフェアとしてまとめた経緯など、ご自身が手掛けられた作品の裏話などを交えた編集者ならではのエピソードの数々に、参加者は熱心に聞き入っていました。
図書館では10月1日より11月30日まで2階の開架カウンター前で、「これが世界のノンフィクション」の展示を開催しています。『ヴェネツィアの出版人』を含め、文化、社会、政治経済、歴史などのジャンルから「読み物」として抜群におもしろい世界各国のノンフィクションを集めていますので、ぜひご覧ください。
【添付ファイル】
「これが世界のノンフィクション」チラシ.pdf
第2回本問答『サムライブルーの料理人』 堺キャンパスで開催決定!
関西大学図書館では、本の編集者との交流会「本問答」を実施しています。
「本問答」は、「新入生に贈る100冊」から選定した1冊を、深く掘り下げていく企画です。
第2回は、サッカー日本代表選手を「食」で支える専属シェフ 西芳照氏がワールドカップでの秘策や感動の舞台裏を記した『サムライブルーの料理人―サッカー日本代表専属シェフの戦い』を取り上げ、堺キャンパスにて実施します。
編集者の杉本貴美代さん(白水社)をお招きし、その本にまつわるエピソードや裏話、出版社や編集の仕事の舞台裏をお話しいただきます。
また、参加者の皆さんからの質問、感想を編集者に直に伝えられる交流の場となります。
事前にご一読の上、一味違った関大ならではの読書体験にご参加ください。
日 時:11月27日(水) 3限 13:00~14:30
場 所:堺キャンパスSA201教室(他キャンパスの学生も参加可能です。)
募集開始:10月25日(金)
定 員:30名(定員達成次第、募集を締め切ります。)
参加方法:
①「本問答」をより楽しむため、「サムライブルーの料理人」を電子ブックでご一読ください(事前に読んでいなくても参加は可能ですが、本の内容を深く掘り下げていくため、一度目を通した上で参加されることをおススメしています)。
②以下のURL又はインフォメーションシステム内からお申込みください。
「大学サービス」→「申請・アンケート」→「募集」→「第2回本問答」
細見美術館「琳派展21 没後200年 中村芳中」の無料観覧について
京都市の細見美術館において、下記のとおり「琳派展21 没後200年 中村芳中」が開催されます。
1 期 間 2019年10月26日(土)~12月22日(日)
2 時 間 午前10時~午後6時(入館は午後5時半まで)
3 休館日 毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
4 会 場 細見美術館
京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
http://www.emuseum.or.jp
本展は、江戸後期に大坂を中心に活動した琳派の絵師、中村芳中(?~1819)を特集。文人画風の作品を手掛けていた芳中は、江戸中期の尾形光琳に触発され、江戸で『光琳画譜』を刊行して注目されました。また、琳派が得意とした「たらし込み」を駆使して描いた動植物は、近年「かわいい」と評され人気を集めています。
本展では、様々な作品を通して芳中のほのぼのと愛らしい世界を紹介しますが、関西大学図書館からも貴重な所蔵資料を数点出品するご縁から、関西大学の在学生及び教職員は、無料で観覧いただけることとなりました。
この機会に、ぜひ細見美術館を訪れてみてください。
※無料で観覧いただけるのは、本展の開催期間中に限ります。
※観覧をするには、窓口で、学生証・教職員証等ICカード(カードの券面に「生徒証」「学生証」「受講生証」「別科学生証」「大学院学生証」「大学院受講生証」「教職員証」「役員証」「教育後援会職員証」「校友会職員証」のいずれかの表記があり、顔写真が掲載されているもの)を、ご提示ください。
本の帯プロジェクト「オビプロ」 著者よりメッセージをいただきました!
関西大学図書館では、「新入生に贈る100冊」の関連企画として、「関大生による本の帯プロジェクト」(通称 オビプロ)を実施します
この企画は、2020年度「新入生に贈る100冊」のラインナップを飾る本学OG ブローレンヂ智世さん(文学部 心理学専修・2015年度卒業)の著書『ワンピースで世界を変える!』の本の帯を後輩である関大生が手掛け、最優秀作品が全国の書店に並ぶというものです。
この度、ブローレンヂ智世さんより以下のようなメッセージをいただきましたので紹介いたします。
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関大生のみなさんへ
こんにちは。関西大学2015年度卒業生の、ブローレンヂ智世です。
創元社様から出版予定の起業エッセイの帯を後輩の皆さんに作っていただけるとのこと、とても嬉しく思います。
私は、ジェンダーフリーのアパレルブランド、「ブローレンヂ」を運営している、デザイナー兼起業家です。肩書きだけは一丁前ですが、立ち上げてから3年目のまだまだひよっこで、いまだに未知との遭遇の日々を送っております。
関西大学では心理学を学び、卒業後は大学院に行って認知心理学の錯視の研究をしようと思っていたのですが、ひょんなことからジェンダーフリーのアパレルブランドを立ち上げてしまいました。
入学したときには、心理学とは畑違いのアパレルブランドを立ち上げることになるなんて 思ってもいませんでした。
だからと言って大学で学んだことが無駄になったのかというと、そうではありません。むしろ、大いに役立っています。
今回のオビプロで皆さんにお読みいただく発表前の原稿には、私の幼少期から東京大学の安田講堂でファッションショーを開催するまでの紆余曲折が書かれています。
「0から何かを生み出すときにどんなことが起きるのか」、
「迷ったときに何を感じてどう行動したのか」、
「自分の今までの経験や知識をどう活かすのか」
など、ひよっこ起業家が情熱とワクワクだけで突っ走ってきた出来事が赤裸々に書いてあります。
今、この文章をお読みいただいている方の中には進路を迷っている方もいると思います。就職せずに起業しようと準備中の方もいるかもしれません。そんな方にもぜひ今回のオビプロにご参加いただきたいです。
最終日には私もお邪魔する予定です。
皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
ブローレンヂ智世
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オビプロへの参加エントリーは、10月31日(木)までとなっています。
参加を希望される方は、添付されている実施要領をご確認の上、
以下のURL又はインフォメーションシステムよりお申し込みください。
URL:https://jmrs.kyomu.kansai-u.ac.jp/wsin/!SIPLS3000?KHN_KEY=20191010095220001
【添付ファイル】
1.オビプロチラシ【PDF】
2.オビプロ実施要領【PDF】